家族揃っての楽しい食事が済んだ後、冷蔵庫を開けるたび「さて、この残り物で明日何をしたら良いかしら?」と途方に暮れる。そんなこと、ありますよね。今日は、コチニージョとニンニクの芽のカネロニをご紹介しましょう。
どんなに料理上手でも、誰もが「アキレス腱」に感じるものの一つは残り物。代数の専門家よろしく、厳密に分量計算したとしても、料理の適量を100%正確に弾き出すことはできません。原則として、お客様を空腹にさせるわけにはいかないので、余分に作らなければならないでしょう。そして、それが問題の種になるのです。「さて、この残り物をどうしようか?」と。
今日は、コチニージョ・アサード(仔豚の丸焼き)の残り物から見事な逸品を作るお手伝いをしましょう。
翌日のキッチンでも再び大成功を収めるために必要なものは、生パスタ、ネギ、ニンニクの芽、リンゴ、以上です。
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コチニージョの他の料理を作りたい場合は、レシピ集をご覧ください:
コチフリート , 《オーブンで焼くだけ》コチニージョ, コチニージョのカルパッチョ, …
コチニージョとニンニクの芽のカネロニ
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分量:6人前、調理時間:1時間30分、難易度:中級
Ingredientes
- 小麦粉350g
- 卵2個
- オリーブオイル 大さじ1
- 水、塩
- 詰め物:
- コチニージョ・アサード(仔豚の丸焼き)の残り(あるだけ)
- ネギ1本
- ニンニクの芽1束
- リンゴ1個
- 砂糖 小さじ1
- ベシャメルソース:
- 小麦粉40g
- 牛乳600ml
- ナツメグ (お好みで)
- コチニージョ・アサードの肉汁
- バター
- パルメザンチーズ(お好みで)
Instrucciones
作り方
生パスタ:小麦粉と塩、オリーブオイルを火山のような形にして中央のくぼみに卵を落とす。これを手でこね、べたついていた生地が指につかなくなるまで良くこねる。
丸くひとまとめにしてラップで包み、1時間ほど寝かせる。その間に他の具を用意する。
昨日のコチニージョの残りを細かく刻み詰め物を用意する。
4
玉ねぎをみじん切りにし、ニンニクの芽と一緒に軽く色がつく程度までオリーブオイルで炒め、そこへ細かく刻んだコチニージョを加える。コチニージョの肉汁が全体になじむよう更に軽く炒める。
リンゴの皮を剥き、厚さ5mm程度の薄切りにし、水と砂糖で薄いシロップを作り、リンゴを入れて歯ごたえがなくなるまで2分ほど浸しておく。
先に用意しておいたラザニアの生パスタ・シートを使って、好みのカネロニを作る。市販の乾燥パスタを使う場合は、作り方の指示に従って調理する。
丸めたパスタ生地をめん棒で延ばしパスタマシンに通す。パスタマシンが無い場合は、めん棒で生地が十分薄くなるまで延ばした後、ナイフで適当な大きさにカットする。
鍋にたっぷりの水と塩を入れ煮立ったらパスタ・シートを5分間茹で、取り出してフキンの上にパスタを広げる。
パスタで詰め物とリンゴを包み、耐熱皿に並べる。
ゆるいベシャメルソースを用意する:バター40gを鍋に入れ、強火から中火で溶かし、そこへ小麦粉と塩一つまみを加えて、粉臭さが消えるまで炒めてから、暖めた牛乳を2度に分けて加える。
カネロニにベシャメルソースをかけ、オーブンでさっと焼き、暖かいうちに食べる。